ソロの一泊キャンプにお勧めのキャンプ道具

キャンプ

 前回紹介した”ソロのデイ・キャンプにお勧めのキャンプ道具”が揃った上で、ソロの一泊キャンプに追加必要な道具を紹介します。
 一泊するシーズンは春夏秋の3シーズンとして、冬は泊まりキャンプはしないこととします。冬のソロ一泊キャンプは、キャンプに慣れてからですね。

 トップの画像は、揃えたキャンプ道具で設営したサイトの様子です。グレーとブラックを基調に一部アースカラーで、かなり良い感じに渋くまとまっていると思います。(画像は、夕日と炎で赤く染まっています。)
 高さの違う2本のポールで、タープをAフレーム張りしています。低いポール側にドーム型テントを設営し、テントの前にグレーのレジャーシートを敷いて、中央にローソファーとその左右にテーブルと簡易テーブル化した収納コンテナを配置しました。
では、早速追加必要なキャンプ道具を紹介します。

1.テント
 テントは、安い物で数千円の安い物から高い物は10万円を超えるものまでピンキリです。
 タイプも大きく分けて①ドーム型②ワンポール型③バップテント④ワンタッチ型⑤その他かまぼこ型などがあります。
 この中で、比較的安価で軽量なドーム型を選びました。ドーム型は、設営撤収が簡単に一人でできる上、自立します(ペグダウンしなくても建っていられる)。自立すれば、災害時に体育館などの避難場所で使う事ができます。少ないスペースで着替えなどのプライバシー空間を確保できるので重宝するはずで、万が一使わなくなっても防災用具として活躍できそうです。
 お勧めは、”ワークマンのBASICドームテント 1人用”です。値段が¥4,900と安い上、品質も良くコスト・パフォーマンス最高です。2本のポールをフライシートに通さなくて良い吊り下げ式で、設営が超簡単です。

画像引用元:WORKMAN Online Store

ワークマンで販売数No1テントが”新登場”
キャンプの必需品として欠かせないテントですが、これから始める人にとっては購入にハードルの高さを感じるかもしれません。
だとすると、こちらのテントは格好のアイテムといえるでしょう。構造がシンプルなドーム型で、生地の撥水性も十分。
背面には換気にちょうどいいベンチレーションを備え、内部には収納ポケットやランタンなどを吊るせるフックまで付きます!
設営がイージーなうえ、痒いところに手の届いた細部の作り込みも秀逸。
それでいて価格は、驚異の5,000円以下となれば、もはや購入しない手はありません。
そして、「キャノピーポールがもう少し長いといいのに…」というお客様の声に応えて、価格据え置きで24cm延長し
より使いやすくなって新登場です。

引用元:WORKMAN Online Store

2.シュラフ
 シュラフもテントと同じ様に、数千の物から10万円近くするものまで様々です。
 タイプは大きく分けて①ダウンを使用した物②化学繊維を使用した物の二種類です。ダウンを使用した物は、軽くて暖かく軽いが高価です。化学繊維を使用した物は、安価ですが暖かさは程々で①より重いです。
 キャンプに行って「寝られない」のは、キャンプの楽しさが大幅に下がり、逆に辛い経験になってしまいます。特に、春や秋など寒くて寝られないのは辛いはずです。特に私は寒がりなので、大切な睡眠を確保するため、ある程度の保温性能を求めました。
 お勧めは、”ワークマンのヒュージョンダウン+シュラフ”です。快適使用温度5℃で、肌寒い時や標高の高いキャンブ場でも安心です。ダウンを使用していて保温性能が高い割に、値段が¥7,800とリーズナブルです。

画像引用元:WORKMAN Online Store

これまでも防寒ウェアに使われ、その優れた保温力で支持を受けてきたワークマンの独自開発素材「フュージョンダウン」(天然ダウン35%、フェザー5%、吸湿発熱わた60%)。その機能素材をたっぷり詰め込んだこのマミー型シュラフもまた、ヒットの予感が色濃く漂います。表地にはディアマジックダイレクト加工を施し、汚れに強いのも特長です。

引用元:WORKMAN Online Store

 6月のちょっと肌寒い日に使いましたが、朝方ちょうど良い暖かさでした。でも、真夏は暑いと思いますので、タオルケットなどを用意する予定です。

3.睡眠時の寝床
 シュラフと同じ様に質の良い睡眠に欠かせないのが、睡眠時の寝床です。地面は凹凸や小さな石があったりして、そのままでは痛くて寝れません。おまけに地面からの冷気を受けて寒かったりします。
 この対策をする物が必要で、大きく分けて①パタパタと広げるだけのタイプのマット②空気を入れて使うタイプのマット③コットの3種類です。
 ①は設営が簡単で比較的安価の物が多い②は空気を入れる手間がかかり値段はまちまち③は簡易ベットの様で快適だが高価です。
 今回は、簡単に設営できる①パタパタと広げるタイプのマットにしました。
 お勧めは、熱遮断のアルミフィルムを使用した”soomloom 寝袋用マット”ですが、2023/6月現在売り切れている様です。(4月に購入したときは¥2,116でした。)
 代わりに、似た様な仕様のお勧め製品を紹介します。

Mozambique キャンプマット


キャプテンスタッグ EVA フォームマット

 値段が高くなりますが、”ワークマンの燃え広がりにくいアルミコット”も評判が良いので候補になると思います。

画像引用元:WORKMAN Online Store

「使用シーンを選ばず、常に使用するために2WAY仕様のコットが欲しい!」との声に答えて、コネクト式2WAYを開発!!
取り外しやすいのに、しっかりと固定が出来るワンタッチハンドルタイプ。
テントの種類やその日のフィールドを選ばない、アウトドアの選択肢を広げる便利なアイテムです。
更に本体生地には、お馴染みの燃え広がりにくい加工を施し、クオリティーアップしたアルミコットで登場!

引用元:WORKMAN Online Store

4.ランタン
 一泊ですので、夜の明かりにランタンが必要になります。ランタンは①LED式ランタン②オイル・ランタ③ガス・ランタン④ガソリン・ランタンなど、色んな燃料のランタンがあります。
 最初の一台は、十分な明るさを確保でき火事の心配がなく安全な①LED式ランタンが良いと思います。
 お勧めのLED式ランタンは、コストパフォーマンスを考えて”soomloom 充電式2Wayランタン”です。小型で十分な光量があり懐中電灯にもなって、トイレなどへの夜の移動にも使えて便利です。

Soomloom充電式2wayLEDランタン

 元々は、大ヒットした”Goal Zero LIGHTHOUSE micro FLASH USB充電式LEDミニランタン”を模して作られた物ですが、大きさも性能もほぼ一緒で値段が約半分になっています。多少高くてもオリジナル商品が良い方のために、リンク先を貼っておきます。

Goal Zero LIGHTHOUSE micro FLASH

5.焚き火用の道具
 焚き火をするには①焚き火台②焚き火シート③火バサミ(トング)が必要になります。また、風対策で大きめの④ウインドスクリーンを揃えた方が、焚き火が風に煽られたり消えたりせず安全に焚き火が出来ます。
 コンパクトに収納できて、比較的安価に揃えられるお勧め品を紹介します。

OKITI 焚き火台


CORKAS 焚き火シート (50*50cm)


CAPTAIN STAGトング


YOLER ウインドスクリーン 8枚連結

 焚き火での注意ですが、焚き火で使ったクッカー(鍋やフライパンなど)はススで真っ黒になり洗ってもなかなか落ちません。焚き火で使うクッカーは、ススで黒くなっても良いものだけにしましょう。

6.薪割り道具
 購入した薪は太いので、薪割り道具で細か割って火がつき易くします。薪割り道具の種類は、①斧②ナタ③ナイフ④薪割り楔などがります。一般的に、ナイフなどでバトニングする事が多いのですが、今回は④薪割り楔をお勧めします。
 ナイフや斧など違って鋭利ではなく、手で触っても切れたりしません。薪割り楔の上に薪を置いて、上からハンマーで叩くと簡単に薪が割れます。但し、広葉樹の硬い薪は硬くて割り難いので、針葉樹の薪がお勧めです。

薪割クサビⅡ

7.道具入れ
 道具運ぶバッグは、デイ・キャンプでは手持ちのリュックを使いましたが、キャンプ道具が揃ってくると保管用と運搬用に専用の道具入れが欲しくなります。
 専用の道具入れは、軽くて丈夫な”WHATNOT 収納コンテナ”をお勧めします。

WHATNOT 収納コンテナ

 この収納コンテナにシンデレラ・フィットするアルミテーブルを揃えれば、簡易的なテーブルとして使用できてとても便利です。

MOON LENCE アウトドアテーブル

8.クッカー
 デイ・キャンプを数回やると、キャンプ専用にクッカーも欲しくなります。
 まずは、包丁の代わりにナイフです。定番のオピネルNo.9が大きさ的に良い感じです。

Opinel アウトドアナイフ No.9 ステンレススチール

 その次に、色んな用途にコストパフォーマンス良いクッカーセットがお勧めです。

EPI アルミ6点食器セット

9.その他追加購入品
 その他、追加購入した製品をリンクします。
 まずは、もしもの時のために救急セットを用意しました。
 
山の奥 救急セット 携帯用救急箱

 火消しや灰や炭の持ち帰り用に火消し袋も用意しました。
 
CARBABY 火消し袋

 強風や硬い地面に備えて、軽くて硬い25cmのチタン・ペグをタープ用に用意しました。
 
Soomloom ペグ チタン合金製25㎝8本入り

 設営のほか薪割りにもハンマーを使いますので、ペグ・ハンマーも揃えました。
 
CAMPING MOON ペグハンマー

 その他、火をつけるのにライターを準備すると良いでしょう。私は昔喫煙していたので、ジッポ・ライターを使っています。100均でもありますので、安い物で構わないと思います。

10.100均追加購入品
 100均で追加購入した物は、まな板(DAISO)、火吹き棒(DAISO)、ペグケース(Seria)、ウェットティッシュ入れ(Seria)、蚊取り線香入れ(Seria)+蚊取り線香立て(Seria)、金属製自在金具(Seria)、クッカークリップ(Can★Do)、スパイスボトル(Seria)です。
 キッチンペーパー入れ(Seria)をティッシュ入れとして、メスティンに入るクリアケース(Seria)を調味料入れ収納ケースとして液漏れ対策に、レジャーシート(Seria)をグランド・シートとして、自転車用ゴムネット(Can★Do)をポールやマットなど長い物を収納コンテナに固定する為に使っています。
       
   

 ちなみに、道具ではありませんが、蚊(虫)対策としてとりあえず家にある物を使っていましたが、一泊キャンプの機会に買い揃えました。参考までにリンク先を貼っておきます。

富士錦 パワー森林香(赤色) 30巻入り


天使のスキンベープ 60ml


アース 蚊取りスプレー 41.7ml


新ウナコーワクール 30mL

 一泊キャンプのために追加購入したキャンプ道具は、合計約¥45,000です。デイ・キャンプ用の道具約¥24,000と合わせると総合計約¥69,000となり、7万円以下に抑える事が出来ました。
 アマゾンのタームセールやポイント・アップ・キャンペーンなどをうまく使い、さらに値段が安い期間に買うなどすれば、総合計6万円程度で揃える事も可能な気がします。

 災害時などいざという時に確実に役に立つ物は、テント、シュラフ、マット、ランタン、救急セット、シングル・バーナー、遮熱テーブル、タープ&ポールで合計3万円程です。この出費は防災用品費用と考えれば、追加4万円程度で新しい趣味としてキャンプが始められます。
 新しい趣味を始める費用として4万円は安いと思います!

参考までに、LEDランタンの比較、寝袋用マットの比較、WHATNOT収納コンテナの天板アレンジ、オピネルの儀式のYouTubeリンクを貼っておきます。

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